モンスターパニック第2弾今回は原点に立ち返ってサメ映画をご紹介したいと思いますなぜサメ映画が原点なのか？それはやはり75年に公開された『ジョーズ』こそがこのジャンルの火付け役だからです1954年に公開された『放射能Ｘ』を原点に挙げる人も多いと思いますが一般に浸透させた、という功績においては前者であると考えます当時の映画ファンに衝撃を与えた傑作パニックであり、今なお人気は衰えませんジョン・ウィリアムズのテーマ曲もテレビなどで使われてますね背後から迫りくる恐怖水の中という圧倒的に不利な状況がより恐怖感を煽りますサメは大昔から海を支配してきたので、人間も本能的にサメを恐れるのかもしれないですねあの感情の無い目を見るとゾッとしますそんなサメを題材にした映画は昔から現在に至るまでに数多く作られています誰しも一度くらいは何かしら観てると思いますただ数多く作られてはいるものの、当たりは非常に少ないです今から紹介する映画も・・・『ブルーサヴェージ』 2004年 監督： ヨルゴ・パパヴァッシリュー実はこの映画、去年の末にも借りようかと思ったんですけど結局借りず仕舞いでした配給がアルバトロスだとなぜか安心するんですだが！これは惜しいどころかサメ映画としては不合格です映画を観る際に期待する展開や内容というのは誰にでもあります中には何も期待せずに観ることもありますがそれは稀ですサメに限らずモンスター映画の場合、観客が望むのはお話じゃありません残念ながら本作は後者に重きを置いていますサメ20％、話80％巨大ザメの登場シーンなんて110分ある上映時間の中で10分有るか無いかです見たいモノが見れず、どうでもいいお話ばかりが延々と続くこれでは観客が退屈してしまいます＞あらすじスペインのマヨルカ島でヘリのパイロットを営むスヴェン海で困ってる人達を助けたりしてますある日、海岸で巨大なサメに襲われたと思われる死体が発見されますその近くで釣りをしていた人は数十メートルあるサメを見たと言いますが誰も信じませんしかし死体の側に打ち上げられていた船の残骸には巨大な歯が刺さっていましたスヴェンはその歯の持ち主が3年前に妻を襲ったサメであると確信します海洋生物学研究所(MBI)にて生物学者のベネット博士の協力のもと、DNAの鑑識結果を調べます結果によるとそのサメは10万年前に絶滅した巨大ザメ、メガロドンであると判明しますそして過去に妻を殺したサメと一致実は研究所所長は極秘裏にメガロドンのクローンを作っていたのです研究のためか、お金のためかしかし所長は食べられてしまいますまったく予想通りの展開最後はジェットスキーに爆薬を仕込み、サメに食わせますそれをヘリからライフルで狙い撃ち見事サメは肉片となって海へ還りましためでたしめでたしラストは海の伝説になぞらえ、沈没船内での水中キスシーンで終了これ必要なのか？大半の観客が忘れているであろう冒頭に語られる伝説忘れたままでも問題ないと思います普通にラストまで書いてしまいましたね満足度としては30～40点何と驚くことに予告編ありました汚いですけどyoutube_write('');・アルバトロスフィルム⇒・続編『ブルーサヴェージ セカンドインパクト』⇒＞ジンクス今回の映画に登場するのは学名カルカロドン・メガロドンという巨大なサメ“絶滅した巨大ザメ”はB級映画に引っ張りだこの存在ですしかし、実は「メガロドンを題材にした映画はこける」という恐ろしいジンクスがありますやはり低予算ゆえにCG映像を使いまわすことになります大迫力の捕食シーンを作るにはお金も時間もかかりますから仕方ないんですけどね上の映画でもそういうシーンはわずか2～3か所しかないです結果予算を抑えるためにチープなCGを多用するようになり、観客の熱は冷めていきますそれを補うかのようにお話に力を入れるんだと思います恋愛要素や街中でのカーチェイスなど、およそ場違いな内容も製作陣の努力によるもの頑張って退屈しないように作ったんだと思いますたしかに映像ダメ、お話ダメなモノに比べると完成度は高いですそれを考えれば＋10点でもいいかな＞おまけ深海に生息する巨大ザメ、オンデンザメの映像です有名な映像なので観た方いるかも？youtube_write('');実際は大きくても7メートルほどと言われています絶滅したメガロドンはこの2倍もの体長があったわけですから怖いですよね
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